先日、家の近所のガソリンスタンドが閉店となり、
建物が取り壊されました。
風景が一変しました。
ほぼ柱と屋根だけのシースルーな建物がなくなっただけなのですが、
街の風景がまったく変わって見えるのです。
(この感覚は、誰しも経験があることですよね?)
私はこの時改めて
「建築をつくるということは、街並みをつくるということなのだ」
ということを思い知らされたのです。
どんな建物でも、そこを通る人、その街に住まう人の無意識の中に
風景として刻み付けられるのです。
建築設計者は、自分の仕事の重みを充分に理解すべきですね!