『美しければすべてよし』
というのは、私が尊敬する建築家のコトバ。
さて、みなさんはどう思われますか?
このコトバの背景には建築家なりの美学・哲学があり、
なかなか意味深いです。
このコトバが持っている力にはとても魅力を感じますが、
それを口にするには私には経験も実力も不足しているように感じます・・・
ということで私は、
『美しくなければすべてダメ』
というのをモットーにしたいと思います。
(微妙にニュアンスが変わると思うのですが・・・)
建築・車・家具・雑貨・家電品などなど・・・
デザインと関わりが強いものは数々ありますが、
どんなに使いやすくても、どんなに便利でも、どんなに安価でも、
どんなに高価でも、何がなんでも、
美しくないものはダメというのは厳しすぎるでしょうかね?
少なくとも、自分が行うデザインの作業に対しては、
そのような姿勢で臨みたいものです。
予算が少ないから、
敷地条件が悪いから、
クライアントがわがままだから・・・
などというのは、自分が設計した建築が美しくないことの
言い訳にはなりません。
どのような条件であれ、最終的には自分が美しいと
思える建築をつくりたい。
そんな思いがないと、モノヅクリに携わっている
意味がないと思うのです。
などど小難しいことを書きましたが、
自分への戒めの巻・・・でした。
P.S 美しいものは人の心と生活を豊かにしてくれると信じております。