今日ラジオを聴いていて、
「木育(もくいく)」という考えがあることを知りました。
子供をはじめとするすべての人が
『木とふれあい、木に学び、木と生きる』
取り組みだそうです。
ん?
これって、まさに私が取り組んでいる家づくり
そのものじゃないですか!
●産地・林業家・製材業者という、身元がはっきりした
国産の木材(加工品ではなく無垢材)を使用し、
自分の家に使われている木材に愛着と誇りを持ち、
また同時に日本の山・林業を守る。
●出来る限り職人の技術・手作業の温もりを大切にすることで
先人の知恵を学ぶとともに、長持ちする家になる。
そしてそれが伝統技術を未来へ継承することになる。
●手や足が触れる場所には必ず無垢の木を使い、
自然素材の気持ち良さを感じながら生活する。
無垢材の短所である、割れ・反り・曲がりなどを
生活の中で実体験することで、子供たちは
工業製品ではない「本物」を学ぶことになる。
そして、そのようなことを許容するおおらかさが身に付く。
自然素材を人間に合わせるのではなく、
人間が自然素材に歩み寄って、
その特徴を理解し許容する・・・
そんな現代に失われた生活スタイルを取り戻す。
「本物の無垢の木の家づくり」は「木育」の
最たるものではありませんか。
世の中の動きが、自分のやっていることに
近づいてきているのを感じた今日この頃でした♪
■伝統的な梁の継ぎ方
大工さんの腕の見せ所です!
■梁・柱をあらわしにし、床・カウンター・テーブルと
手や足が触れる部分にはふんだんに無垢材を
使用している室内空間。
白壁も自然素材の「しっくい」を塗っています。
是非あなたも『本物の木の家』でお子さんに木育を!!