今朝のラジオで、吉野弘さんの「祝婚歌」という
詩を紹介していました。
その中の一節で、
「正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい」
という部分があります。
これには、ハッとしてしまいました。
人は(もちろん私も・・・)、自分が正しいと
自信がある時は、さも意気揚々と、これ見よがしに
話をしてしまうことがあります。
相手の立場も考慮した発言・・・
心がけたいものです。
ところでこの詩、全般にわたって素晴らしいのです。
人間の本質をついているのですが、
表現がやわらかく、肩肘張っていない姿勢が見えて、
とても好感が持てます。
そこには吉野さんの人柄があらわれているのでしょうか。
これから結婚する方、すでに結婚している方、みんなに
読んでいただきたい詩です♪ →→→
「祝婚歌」
(実際に結婚式でもよく使われるらしいです。)
心に残る詩のひとつとなりました。