【国重のいえ】
プレカット工場に構造材が運び込まれました。
そこで、どこにどの材料を使用するかを決める
ためにプレカット工場まで出かけてきました。
今回材料は婦負森林組合さんに準備していただき、
プレカット加工は新湊にあるアプト・シンコーさん
に担当していただきます。
アプト・シンコーさんは営業の方・CAD担当の方
共に知識経験が豊富で、「木の家」のプレカットを
任せる相手として非常に頼もしい存在です。
まずは建て主さんのお父さんと一緒に材料を確認。
部分的な死に節などはまあ一等材ですから仕方ないものとして、
肌が綺麗な材料が入っているなという印象で良かったです。
その後、マネージャーの河上さんにお手伝いいただき、
化粧柱の選別作業を行い、更にその柱の向きも決めました。
見た柱の本数は70本弱。所要時間は2時間半ほど。
寒い中でなかなかに骨の折れる作業でしたが、
これをやるのとやらないのでは大違い。
木を見せることを前提とした設計をしておきながら
木を見ないなんていうのは無責任ですよね。
そんな設計者に付き合って下さるプレカット業者さんの
存在と言うのは、とてつもなく貴重なのです。
この家は絶対に良いものになる、そんな予感満載で
作業を終えることができました。