【国重のいえ】
外部廻りの耐力壁の施工状況の最終チェックを行いました。
面材は高耐久性タイプの構造用ＭＤＦです。
下地の入れ方、開口部分の補強、釘のピッチなど
メーカー指定の通りになっているか確認します。
またそれらと共にに大切なのは「釘の打ち方」です。
大きくめりこんでいないか？
これがとても重要です！
釘がめり込んでいると面材のパンチング現象が起こりやすく
なるので、想定している耐力が出なくなります。
面材が9ｍｍの合板だとすると・・・
釘が1ｍｍめり込めば10～20％の強度低下
釘が3ｍｍめり込めば30～80％の強度低下
となってしまうのです。
施工前にその重要性を現場に伝えた上で、施工に
当たってもらっています。
その甲斐あって、極端にめり込んでいるような部分は
見受けられませんでしたし、打ち損じがある場合は
大工さんサイドで増し打ち補強してくれていたり
しますので助かります。
家には住まい手の生命を守る役割もありますので、
手を抜いてはいけない部分です。
同時に、外周部金物部分の断熱処理もチェック。
間違いなく施工されていました。
