■特注の柱脚金物■ 『吉作の平舎(ひらや)』...
腰が当たる高さ キッチンや洗面台の前に立...
所作から導くディテール 建具や扉を開けるときの人...
納まり寸法を先に決める 設計の初期段階で、ディテ...
■ラワン合板塗装■ 『多層の家』ラワン合板で...
立ち止まる場所の明るさ 廊下や階段の途中など、人...
■玉砂利洗い出し仕上げ■ 『小さな公民館』玄関ポー...
■ラワン合板クリアオイル塗装■ 『小さな公民館』大工さん...
■天井ラワン合板張り・階段■ 『多層の家』天井のラワン...
■跳ね出し梁で深い軒下空間をつくる■ 『吉作の平舎(ひらや)』...
事務所兼自宅の改装を自分でやってみよう!というプロジェクト。 建築施工のプロではない住まい手が一体どこまでできるのか?その可能性の一端を示せたらと思います。 条件は下記の通り。①貸家であるため現状復旧も見据えた施工②すべて富山県産杉材を使用する(その他極力自然素材を使う)③基本的にはすべて自分で施工する
さて、「其の九」として紹介するのは「居間の床板張り+α」です。元々は畳敷きの6帖二間続きの居間。その畳は古くなってボロボロで、それを隠すかのようにゴザやカーペットが敷いてありました。しかしこれでは、衛生面も気になるし気持ち良くない!ということで、畳を撤去して新しい床を敷くことにしました。使用するのは厚さ3㎝の杉板。もちろん富山県産材です。では工程を追って施工手順を説明します。まずは元の状況。こんな感じでした。仏間だった所にはしっかりと仏壇の跡が!この部分は壁の改修も行うことにしました。畳をめくりと杉荒床状態にします。荒床は隙間だらけでほぼ外と繋がっています。もちろん断熱材なんてナシ。昔の家はこんなもんです。ちょっと迷いましたが断熱材の敷設は断念。杉の厚みのある床で断熱面はカバーします。しかし、隙間風だけは防ごうということで透湿性の防水シートを先に敷き込みました。その頃うちの奥さんは掃除精を出しておりました。畳は厚みがあるので、床板の3㎝だけでは足りません。そこでかさ上げをする為に垂木(たるき)材を転がしで設置。ビスで固定していきます。その転がし垂木の上に床板を張って行きます。現状復旧を前提にしているので、1本飛ばしくらいでビス止め。板はあらかじめ所要の長さに切っておきましたが、そういう下ごしらえが大切で大変なのは料理と同じですね。ここでは実験的に、二間を3㎝の杉板と1.5㎝の杉板に張り分け、足触りの違いを体感できるようにしました。うーん、やはり3㎝の方が安定感・重量感があり踏み心地が良いかな。張り終わったら、ワックス掛けです。自然素材のワックスを息子と一緒にぬりぬり。手についても、舐めても大丈夫なものです。そんなこんなで完成!1年経った床はこんな感じです。日焼けで色味が増し、自然な艶も出てきてすごく良い感じです。仏間部分の壁はしっくいで塗り直し、TVスペースに改修。TV台は床板の余りを活用した簡易なもの。オープンになっていたランマ部分は、中空ポリカをはめ込んみました。ちょっと落ち着いた感じがします。見えないところで結構手間が掛かってます・・・。部屋全体はこんな感じです。床の間部分をこども用収納スペースに活用しています。肌触りが優しく」、気持ちの良い居間に生まれ変わりました♪