■五箇山和紙を訪ねて■

【氷見のオフィス（リノベーション）】
氷見の事務所ファサード改修計画を進めております。
観光関係の会社であるため、様々な人が訪れるとのこと。
それならば、富山の素晴らしい「ものづくり」を発信できる
場にしたい！と勝手に考えまして・・・
富山県西部特有の素材や技術を結集した計画にできないか！？
と考え、思いつくまま気の向くまま動き回っております。
以前の記事で書いた、岸田木材さん、松井機業さんへの訪問はその一環。
本計画では、使用するものの生産現場にも足を踏み入れ、
生産者や製造業者の方々の想いを感じながら設計したい、
という志を持って取り組んでおります。

ということで、今回は五箇山和紙の見学に行ってきました！
想像するのは、紙をすいているところだと思いますが、
その更に前段階の和紙の原料となる楮（こうぞ）の畑
を見学させていただきました。
雪が降る前に、ということでまさに今収穫の時期で、
その様子を見せていただいたのですが、楮の生えている
様子には何とも不思議な美しさを感じました。
話を伺うと楮の栽培自体も大変手間が掛かるものでした。
このようなものづくりの背景を知ると、そのものの見え方が
変わるような気がしました。
そして、やはりそこには「人」とその「想い」がありました。
それにしても五箇山の自然環境は素晴らしいですね。
冬季の生活の過酷さも忘れてはならないのですが・・・。

さて、行ってみたい生産現場があと二つほど。
楽しみだぁ。もはや趣味化してますね（笑）