【城端のイベント(会場構成)】
本日、城端の松井機業さんにて、
南砺市伝統産業再生事業推進協議会の主催イベント
「なんとリズムであそぼう」が開催されました。
このイベントでは、伝統産業の再生、そしてその行く末を見据えた
大きな循環のきっかけをつくり出すことを目的に、南砺の伝統産業や
風土性というものをテーマにして様々なワークショップや出し物が行われました。
この様なイベントって、 昔のもんは良いもんなんやで、
というような説教臭くて押し付けがましいものが多い(苦笑)
と個人的には思うんです。
でも、このイベントではこども達が大活躍。
「おかいこさまの生命」をテーマの中心に据えて、
富山北部高校の生徒たちが紙芝居を行い、
利賀小学校の児童たちが演劇を行いました。
つまり情報の発信者にこども達がしっかりと混じっているんです。
何て魅力的なイベントなんだろうと、心底感動しました。
養蚕、製糸、絹織物生産を通じて「生命」「ものづくり」「伝統産業」
という現代に投げ掛けるテーマが盛り沢山であるのは元々の強みであるとは思うの
ですが、やはり6代目見習いの松井紀子さんの情熱と それを取り巻く人々の魅力が
成せる業なのかなと、ただただ感心するばかりです。
最近、何か気になる事象を掘り下げていくと「やはり人だな」という結論に至るの
ですが、今回もまったくもって同じでした。
想いのある所に人は集まり、その人々の想いが また人を動かしてゆく。
これは傍から見ていても本当に気持ちの良いムーブメントです。
今回はイベントの会場構成とワークショップにて微力ながらその仲間に入れて
いただけて光栄でした。
今後、絹織物やその他伝統産業が、ただ流行りのように持てはやされるのでは
なく、再度現代人の生活に溶け込むような復興を遂げることを切に願います。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました♪
イベントスタッフの皆さま、お疲れ様でした♪










