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『規格型木組み住宅モデルハウス』 「規格型木組み住宅」とは、荒井好一郎建築設計室×WARMTH坂口工務店が協同で取り組む富山県産木材による木組みを活かした住宅計画プロジェクトです。 設計事務所と工務店が一緒に仕事をするのは当たり前で珍しいことではないのですが、このプロジェクトならではと言える特徴がいくつかあります。 まず1点目は、企画・設計から施工までしっかりと2者協同で行う点です。 荒井好一郎建築設計室は木構造のスペシャリストであり、大工の伝統技術を用いたオール手刻み住宅の設計実績もあります。またCM分離発注工事も行っているので、工事費・施工感覚をしっかりと持ち合わせているのも特徴です。 そして、坂口さんは大工棟梁として伝統技術を活かした木組みの業、そして現代的なセンスも取り入れた造作加工技術に優れています。また設計センスも素晴らしく、設計の専門家である私から見ても、寸法感覚や空間プロポーションを整える感覚に長けています。 そんな木造住宅のスペシャリスト2者が、設計・コストバランス・構造計画・施工の全てにおいて、それぞれのノウハウやセンスを持ち寄って考えたのがこのプロジェクトです。 次に2点目は、富山県産杉材を構造材と仕上げ材にふんだんに用いて、大工職人の手刻みを活用した木組み構造を採用する点です。プレカットが多数を占める住宅建設の中で、職人の伝統的な技術を活かした建設方法は非常に価値があります。しかし、手間の掛かるこの方法はコストUPにつながるので、建設予算によっては積極的に用いるのが難しい部分もあります。それを何とかコストダウンできないか、と考えた取り組みが3点目になります。 その3点目とは、規格型住宅としての展開です。 標準化ではなく規格化です。構造架構、つまり家の形は一定とします。それにより大工職人の刻み作業時間を大幅に削減できます。 プラン(間取り)については、構造架構・構造計画に影響を及ぼさない範囲であればある程度は自由度があるようにしてあります。そういう意味で、規格型住宅と言えども設計作業は必ず必要になりますが、設計・監理の手間としても完全フルオーダーの注文住宅よりは格段に減らすことできるというのは言うまでもありません。 この住宅の受注が増えれば、大工本来の技術を活かした仕事に恵まれていない若い職人たちの腕を振るう場に出来るのでないか、というのが坂口さんの想い・目標でもあります。これは本当に素晴らしい考えです。荒井好一郎建築設計室としては、住宅設計の中に地場産の材料と技術を取り入れることを積極的に行っており、地産地消の考え方と共に伝統技術の継承も念頭において業務に取り組んでいますので、坂口さんの想いを微力ながら応援したいという気持ちを強く持っています。 しかし、この規格化というのはなかなかに難しく、未だもって私と坂口さんの間で答えの出ない部分もあり、今後どのような展開となるか詳細は未定です。 まずはお互いの特徴や想いを合わせてどのような住宅をつくることができるのか、挑戦です! さて、ここで大きな展開が。 このプロジェクトのモデルハウスを建設することになりました。 本日、坂口さんと一緒に地張りを行い、建物配置の確認が完了。 製作した模型も見ていただきました。 さあ、いよいよプロジェクトは建設段階に入っていきます。 本当に楽しみです! ☟荒井好一郎建築設計室HP http://arai-arch.net/ ☟WARMTH 坂口工務店HP Top▲ |
by arai-arch
| 2020-09-22 21:00
| 規格型木組み住宅モデルハウス
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