『根塚町のいえ』
3回の打合せを経て、基本設計が完了しました。
コスト的な問題解決が残っているので、今後に部分的な修正等はあり得るのですが、建て主さんの求める住まいの形に辿り着きました。
基本設計で、建物の間取りと外形はほぼ確定されますので非常に大切な段階です。
A+Aでは、この段階で、建物の骨組み・構造強度・温熱性能まで検討していますので、ある意味設計の大切な部分は全て抑えられたことになりので、本当に大きなポイントなのです。ただ間取り図が完成した、ということではないのですね。
実施設計では、設備機器・窓の形・仕上材料・各部納まり詳細などを詰めていくことになるのですが、建築家サイドの感覚としてはこれは大切な要素ではありますが本丸と言えるものではなく、やはり基本設計がそれに当たるわけです。
打合せでは図面と共にスタディー模型も提示したことで、建て主さんはよりイメージしやすかったようで、しっかりと住まいのイメージがつかめた様です。
年明けからは、概算見積り作業と並行して実施設計を進めていく予定です。