『根塚町のいえ』
非常勤講師として専門学校で担当している建築構造力学で「断面一次モーメント」というものを学びます。
この断面の性質を使うと図芯を求められるという面白いものです。
A+Aでは、断面一次モーメントを使って自分の設計した建物の1階の水平投影形状の中心(図芯)を求めて、そこに地鎮祭時に宮司さんから預かった鎮物(しずめもの)を埋めることにしています。
何となく建物の真ん中あたりではなく、明確な根拠のある形の中心ということで、建築士の仕事としてのささやかなコダワリ。
しかも、学生に教えている手前、ちゃんと手計算でやってみる真面目っぷり(笑)
よし、これで基礎業者さんに依頼します!
↓荒井好一郎建築設計室HP