『吉作の平舎(ひらや)』
木製建具枠を取り付ける山下棟梁。
内部の枠造作作業が終わったら、残りの下地仕事に戻ります。
CM分離発注工事では、マネジメントを行う設計者が、各工事業者さん達と工程の打合せをしながら材料の発注等を行い、現場作業がスムーズに進むように各工事の取り合いや物の納品も調整していきます。
全体工程は組んでいますが、建築工事はその時の状況に応じて臨機応変に細かな変更や調整を繰り返しながら完成に向かっていきますから、決め決めではいかないんです。
ですから、こまめに現場で工事業者さんと話しながら進めることが大切なんですね。
同じように現場に行っても、CMR(コンストラクションマネージャー)を担う設計者はこのような視点で監理と管理を行っているんです。