『吉作の平舎(ひらや)』
山下棟梁の内部羽目板張りが進行中。
個室の腰壁に取り掛かっています。
猫ちゃんたちの引っ掻き対策として採用した腰壁の板張りですが、材料の有効活用という狙いもあります。
長物の羽目板を内部で縦張りにすると中途半端な切れ端が結構でまして、それを無駄にしないように腰壁に使っているという訳です。ちょっと低めの腰壁高さの設定も、発生する端材の長さを想定して効率良く使えるようにという理由から。
大切な資源を有効に使って、その上で空間が美しくなるように、そういうバランス感覚を大切にして設計に取り組んでいます。