『高岡まちなかの鉄骨リノベ』
昨年より計画を進めてきましたが、いよいよ5月に着工です!
両隣がくっついている町屋形式で、さらに構造が鉄骨造ということで、色々と考えることの多いプロジェクト。
鉄骨枠付きブレースによる構造補強や、入れ子状の木造フレームを設けて気密・断熱強化を図ることも計画に含まれており、初めて取り組むチャレンジ要素が満載です。
床面積が70坪を超えるため何をしても桁違いにコストが掛かるので、メリハリとバランスを強く意識しながら出来る限りデザインと性能の共存を目指しました。
ご夫婦と5人のお子さんを合わせた7人家族のために、住まいの中に様々な居場所をつくりました。ご家族の皆さんがそれぞれにお気に入りの場所を見つけながら、住まいへの愛着を深めてもらえたら嬉しいです。
希薄になっていた住空間と奥庭との関係性の再構築を空間づくりの軸としながら、窓が少なく奥に長いボリュームをいかに心地よい空間に仕立て上げるか・・・自然素材を活用しながら肌ざわりの良い住まいを目指します。
こういうプロジェクトをCM分離発注方式で行う時には、コンストラクションマネージャーの細やかな対応と工事業者さんとのコンビネーションがより一層必要になります。
さてさて、気合いを入れて取り組みます