『高岡まちなかの鉄骨住宅リノベ』
解体時に発見した既存の木製建具。
なんとも魅力的なんですよねぇ(´▽`)
スダレをはめ込んだ建具で、「簾戸(すど)」「葦戸(よしど)」などと呼ばれます。
強い日差しを遮り、ゆるやかに風を通すので、昔は夏になると障子や襖と入れ替えて生活していたんですね。
布団を敷けばそこが寝床となり、簾戸を入れれば夏用の部屋となる。「設え」によって空間を変化させる伝統的な日本の生活スタイルは実に合理的でありながら趣も感じます。
元々今回は内装に「葦」を使う計画だったので、この建具のリンクした感じがビビビっときまして、何とか新しい空間に使いたいと思って検討中です。
建築主様に喜んでいただけるか・・・次回の打合せで提案さしあげたいと思っています♪
ここにしかない、オンリーワンの空間づくりを目指して・・・