『高岡まちなかの鉄骨住宅リノベ』
2階のフローリング張りが進行中です。
ナラ無垢材のフローリングでオイル仕上げ。
素足で歩くと肌触りが気持ち良いです♪
広葉樹なので非常に堅く傷が付きにくいのが良いところ。ただその堅さゆえ針葉樹(杉・桧・松)よりも表面温度が低く少し冷たく感じます。
冬の温もりのある肌触りをとるか、傷付きにくさをとるか・・・住まい手によって判断の分かれるところですね。
この住まいでは、5人のお子さんのハードな使用に耐えられるように強度を優先しました。もちろん、ナラ特有の木目や質感がこの住まいに合ってるから、というのも理由です。フローリングで内部空間の表情はガラリと変わりますから、現物サンプルを見ながら建て主さんと一緒に慎重に選びました。
また無垢材は板幅方向に顕著に伸縮しますから、その動きを吸収するためにわずかに隙間を空けながら張っていきます。その隙間をつくるために當田棟梁は銅板をスペーサーとして使っています。紙のようにちぎれないから良いのだそうですが、うっかり上を歩くと足裏を切ってしまうのでその点だけ要注意です(^_^;)
フローリングは張り終わったところから養生してしまうので、張ってる最中じゃないと見ることができず、通常建て主さんが全貌を確認できるのは養生を撤去する内部クリーニングのタイミングとなります。
良い感じになりそうですので、それまでお楽しみに!