『高岡まちなかの鉄骨住宅リノベ』
キッチンのボリュームが姿を現しました。
いつからかLDKのワンルーム化が当たり前になり、家具のように置かれるアイランドキッチンも珍しくなくなりました。
しかし、あくまでもキッチンは作業空間。住まい手さんの作業の仕方や考え方を踏まえてつくることが大切で、中にはオープンすぎるキッチンが向かない方もいますよね。
本プロジェクトでは、キッチンから子供たちの見守りをしやすくしつつ、作業中のガチャガチャした様子は隠して、リビング・ダイニングとは適度な距離感を保てるつくりとしています。
子供たちが、ダイニングテーブルでおやつを食べていたり、ライブラリーピットで読書や宿題をしていたり、リビングでテレビを見ていたり、テラスで寛いでいたり・・・そんな日常の様子がグルっと眺められるようになっており、小さいお子さんがいる親としては「こりゃあイイネ」と言っていただけるものになること請け合い♪
色んな居場所があって、全体がゆるやかに繋がる空間。
徐々に出来上がってくる様子に、設計者としてもワクワク感が上昇中です
