『高岡まちなかの鉄骨住宅リノベ』
建て主さんご家族と一緒に「塗り壁」作業を行いました。
昔の家は左官屋さんが家中の壁を塗っていたんだよというような説明やコテなど専用道具の使い方のレクチャーから始まり、石膏ボードの切れ端への試し塗りを経て、いざ本番!
時間が経つにつれて慣れてきて、ご家族皆さん上手に塗られていてビックリ。どうしてもペタペタと塗ってしまうことが多いのですが、スーっとコテを横に滑らせて伸びやかに塗れていました。使用した「ウォーロ」という塗り壁材は粘り気が強く、コテに付きやすいので素人でも塗りやすく(その分コテ離れが悪いので、しっかりコテ跡を残して塗るのが基本)、その助けもあるとはと思いますが、それにしても躊躇なく塗り進めるお子さん達の姿には驚きました。「早く次塗るよ~」と大人達が急かされる始末
練り混ぜの段階から「やりたーい!」と積極的なお子さん達。好きこそ物の上手なれ、何事も積極的に楽しんでいると上達も早い、ということを改めて実感しました。
塗った壁にはご家族皆の手の感覚が残っていて、それが世界に一つだけの模様となって室内空間を豊かにしてくれます。
この作業体験がご家族皆さんの想い出として心に残ってくれたら嬉しいなぁと思います(´▽`)