『高岡まちなかの鉄骨住宅リノベ』
ブラックウォールナット無垢材のキッチンカウンターが取り付けられました。
ダイニングに配膳を行う際に、そして食べ終わった後の食器の片付けの際にも役立つのがキッチンカウンター。食器が置きやすいように壁厚をふかしてカウンター幅を大きくしてあります。
また、このカウンター越しにリビング・ダイニングや庭の景色と繋がることになるので、強い色味を用いて視界の輪郭をスッキリと見せると共に、キッチンを囲む箱状のボリュームに意匠的なアクセントを加えることを意図しています。
では、ただダークブラウン色で塗装すれば良いかと言うと、それではA+Aが求めるものにはなりません。木材は材種によって手触りや木目がまったく違っていて、色味も決して単調ではありません。今回はそれらを踏まえて無垢のブラックウォールナット材を選んでおり、そこに強いこだわりを持っています。
木材業者さんがとても美しい材を用意してくれて、大工さんが丁寧に加工して取り付けてくれました。
職人さんのこだわりの仕事が住まい手さんの生活に彩りを与えてくれる。そんな理想の関係性を、A+Aの設計デザインを通して表現したいと考えています。
