『高岡まちなかの鉄骨住宅リノベ』
本プロジェクトの庭づくりを完成させるための最後のピースはレインチェーン(鎖樋)です。この製品については実際に取り付けた時に説明するとしまして・・・その取付け位置を現場で検討しました。
テラス窓に養生ボードを貼り付けて4本引き障子戸の雪見窓から見える範囲に視界を限定させまして、レインチェーンを吊るす位置にマスキングテープを吊り下げ、あっちからこっちからと眺めてみました。
今回の造園計画自体もこの低く限定された視界からの眺めを強く意識していまして、庭師の山﨑さんにも計画段階から施工中までその点をずっと伝え続けました。
「敷地裏の住宅からの視線を程よく遮りながら庭の景色を採り入れる」果たしてその計画はどのような仕上がりに結実するのか・・・庭とレインチェーンの重なりがつくる景とは・・・最後の最後に確認できるその時まで想像をふくらませながら工事を進めます♪