『高岡まちなかの鉄骨住宅リノベ』
キッチンの床仕上げはフロアタイルです。
耐水性・清掃性を重視して、リビングの窓際床に張る磁器タイルと色味が近いものを選びました。
なぜ、磁器タイルにしなかったのかというと、長い時間立ち作業を行うキッチンにおいては、床が固いものだと反発が強くて足が疲れやすいんですね。また食器を落とした時に割れやすいというのも理由です。
ただこの辺りはリビング・ダイニングとの関係性や建て主さんの好みや考え方も合わせて決めますので、答えは一つではありません。
今回はキッチンをしっかりと壁で囲って独立性の高いプランとしているので、徹底的に作業性や清掃性にこだわり、壁にも床にも磁器タイルの使用はなしとなりました。
施工前には、割付け方や模様の向きを内装工事の荻原さんと一緒に検討しました。模様に方向性のあるものは向きによって部屋の印象が変わりますから、やはり現場で仮並べをしてみるのが大切です。
システムキッチンと壁・天井を白で統一した空間を、グレーの床がグッと締めてくれて良い雰囲気に仕上がると思います♪