『高岡まちなかの鉄骨住宅リノベ』
木製建具の吊り込みが完了しました。
ということで、こだわりの建具をご紹介。
玄関ホールとリビングをつなぐ出入口の片引き戸には、久々に重ね格子を採用しました。
このデザインは透明ガラスで使うのが基本なので、実は場所を選ぶのですね。この出入口は、玄関からの視線がストレートに通りにくい場所であること、またなるべく閉塞感をやわらげたい場所でもあったので、このデザインが打ってつけであったわけです。
見付寸法の異なる枡格子をずらして重ねることで、茶室で用いられる下地窓のように編んであるような立体感を感じさせるのが狙いです。
来客をその奥行きのある柔らかな雰囲気でもてなし、住まい手の生活に豊かさを付与したいという想いを込めています。
建具職人さんの丁寧な仕事があればこそ。
グッジョブです!(´∀`)b