建築における「間(ま)」は、日本らしい美意識のひとつだと思います。ただの空白ではなく、関係性をつなぐための空間。人と人、建物と自然、暮らしと時間を、ふんわりとつなぐものです。
廊下、土間、縁側、ちょっとした床の間──それらはすべて「間」の役割を果たしています。そこに立ち止まる余白があることで、空間が豊かに呼吸を始める。
暮らしにおいても、つめこみすぎず、少し余裕を残すことが大切だと思うのです。設計の中で、この“間”をどうつくるかは、いつも私にとってのテーマのひとつです。
↓荒井好一郎建築設計室HP