家を設計するとき、ときどきしゃがんでみます。子どもが見る世界は、大人とはまったく違うからです。家具の下の隙間や、天井の高さ、壁の広がり方……しゃがんでみると、空間の印象がまるで変わって見える。
大人にとって何でもない場所が、子どもには秘密基地に思えることもあるし、逆に圧迫感を与えてしまうこともあります。だからこそ、子どもの視点で空間を想像することは、とても大切だと感じます。
家は家族みんなのもの。成長するにつれて視点も変わっていくけれど、小さな頃の記憶は、きっとその人の根っこに残るはずです。だから私は、子どもの目線も設計にそっと忍ばせておきたいのです。
↓荒井好一郎建築設計室HP