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1 『規格型木組み住宅プロジェクト』 屋根の防水シート施工まで完了しました。 屋根が出来る=天井が完成、というのが木組み住宅の特徴です。 屋根を支える登り梁、そして屋根面の構造補強を担っている野地板がそのまま見える空間は、屋根を隠して平らに天井をつくる場合と違い、独特の包まれ感を伴う心地良さがあります。 野地板は強度を高めるため、ムク・ボードという厚さ24mmの材料が張ってあります。国産杉の無垢材ベースでつくられていますが、厚合板並みの強度を発揮してくれるという優れもので、この住まいにピッタリの逸品のです♪ この後は外壁下地・サッシ取り付けなど、外部を覆っていく作業が続いていきます。
『規格型木組み住宅プロジェクト』
基礎の配筋検査を行いました。 主筋の継手・定着長さ、鉄筋の被り厚等を しっかりとチェックしました。 一部補強筋関係で抜けがあったので、是正を指示。 住まい手さんが決まっていない建物ですが、 購入する方に安心感を持っていただけるように しっかりと監理作業を行っています。 この後は、配筋是正作業、配管作業を行い。 耐圧盤スラブのコンクリート打設となります。 『規格型木組み住宅プロジェクト(坂口工務店さんとの協同事業)』 坂口工務店さんの加工場にて刻み作業が進行中です。 野村木材さんで製材された富山県産杉材が、大工さんの手によって木組みの住まいの構造材料に加工されていきます。 こつこつと、手間暇かけて下ごしらえ♪ 私達が求められるのは結果としてどのような住まいをつくるのかということなんですけれど、つくり手としては完成までのプロセスも楽しめたら、それはこの上ない喜びなわけです。 大工さんの手仕事がギュッと詰め込まれたこの住まいにはそんな要素が満載です。 「規格型」という響きが受け取り方によっては味気ない印象に捉えられてしまう可能性がありますが、単なる効率主義に偏るのではなく、つくり手と住まい手さんが一緒になって「家づくりを楽しむ」ということにしっかりと拘った住まいづくりを目指していきます。 『規格型木組み住宅プロジェクト』 現場にて丁張り作業を行いました。 丁張りとは建物建てる前に建物の位置を出すための作業で、この作業により建物の正確な位置を目視することが可能になります。 工事現場で杭と板で囲ってあるのを見たことありますよね?あれです。 現代では精度が高い機器があるので、丁張りが簡略化されることはありますが、それでもなくならないのは、いくら道具が発達したところで『原寸による目視を超える確認方法』以上のものは無いということで、そこが職人さんが現場にこだわる大きな理由なのでしょう。 坂口さんは手刻みで加工を行う場合、要検討部分がある場合はやはり原寸図をおこされます。 やっぱりね、これ以上に分かりやす物ものはないです。 さて、いよいよ着工です! 『規格型木組み住宅プロジェクト』 モデルハウスに使用する木材の乾燥が完了し準備が整ったので選木・番付作業を行いました。 同じ寸法の材料のやりくりを考えたり、どっち向きに使おうか決めたり・・・節の多い一等材をあらわしで使う建物においては、仕上がり具合に影響を及ぼす大切な作業です。 この住まいでは、棟木の150×390という大きな断面の材料や、構造の弱点になる継ぎ手をなるべく少なくするために7mや8mという長い材料を多く使っているのも特徴です。こういう材料は乾燥が難しく含水率(木材の中の水分の量)が適正に落ちていないことも多いのですが、素晴らしい乾燥具合でした♪ 木材を準備して下さった野村木材の野村さん、大工棟梁の坂口さんと一緒に半日ちょい掛りで作業を完了しました。 富山県産杉材を使って大工さんが手刻みでつくる木組みを活かした規格型住宅がいよいよ着工します! 『規格型木組み住宅プロジェクト』 地鎮祭を執り行いました。 心配していた天気も問題なく、少し晴れ間ものぞく空模様で、着工に向けて幸先の良い日となりました♪ つい先日、同じ建築設計者である友人から工期短縮と工事費の縮小に効果がある木造大型パネルの話を聞きました。 建築費の高騰、職人不足、技術力の低下、建築業界が抱える問題に対処するために、このような取り組みが増えてくるのではないか、という予感がします。 方向性は違いますが、このプロジェクトもその様な背景を発端としている点は同じ。 しかし、私たちは、職人の技術向上を諦めたりはしないし、地元の人・資源・産業に利益還元出来ることを大切に考えたいと思っています。 しっかりと『人の心』が中心にあるモノヅクリを目指したいと思います。
『規格型木組み住宅モデルハウス』
「規格型木組み住宅」とは、荒井好一郎建築設計室×WARMTH坂口工務店が協同で取り組む富山県産木材による木組みを活かした住宅計画プロジェクトです。 設計事務所と工務店が一緒に仕事をするのは当たり前で珍しいことではないのですが、このプロジェクトならではと言える特徴がいくつかあります。 まず1点目は、企画・設計から施工までしっかりと2者協同で行う点です。 荒井好一郎建築設計室は木構造のスペシャリストであり、大工の伝統技術を用いたオール手刻み住宅の設計実績もあります。またCM分離発注工事も行っているので、工事費・施工感覚をしっかりと持ち合わせているのも特徴です。 そして、坂口さんは大工棟梁として伝統技術を活かした木組みの業、そして現代的なセンスも取り入れた造作加工技術に優れています。また設計センスも素晴らしく、設計の専門家である私から見ても、寸法感覚や空間プロポーションを整える感覚に長けています。 そんな木造住宅のスペシャリスト2者が、設計・コストバランス・構造計画・施工の全てにおいて、それぞれのノウハウやセンスを持ち寄って考えたのがこのプロジェクトです。 次に2点目は、富山県産杉材を構造材と仕上げ材にふんだんに用いて、大工職人の手刻みを活用した木組み構造を採用する点です。プレカットが多数を占める住宅建設の中で、職人の伝統的な技術を活かした建設方法は非常に価値があります。しかし、手間の掛かるこの方法はコストUPにつながるので、建設予算によっては積極的に用いるのが難しい部分もあります。それを何とかコストダウンできないか、と考えた取り組みが3点目になります。 その3点目とは、規格型住宅としての展開です。 標準化ではなく規格化です。構造架構、つまり家の形は一定とします。それにより大工職人の刻み作業時間を大幅に削減できます。 プラン(間取り)については、構造架構・構造計画に影響を及ぼさない範囲であればある程度は自由度があるようにしてあります。そういう意味で、規格型住宅と言えども設計作業は必ず必要になりますが、設計・監理の手間としても完全フルオーダーの注文住宅よりは格段に減らすことできるというのは言うまでもありません。 この住宅の受注が増えれば、大工本来の技術を活かした仕事に恵まれていない若い職人たちの腕を振るう場に出来るのでないか、というのが坂口さんの想い・目標でもあります。これは本当に素晴らしい考えです。荒井好一郎建築設計室としては、住宅設計の中に地場産の材料と技術を取り入れることを積極的に行っており、地産地消の考え方と共に伝統技術の継承も念頭において業務に取り組んでいますので、坂口さんの想いを微力ながら応援したいという気持ちを強く持っています。 しかし、この規格化というのはなかなかに難しく、未だもって私と坂口さんの間で答えの出ない部分もあり、今後どのような展開となるか詳細は未定です。 まずはお互いの特徴や想いを合わせてどのような住宅をつくることができるのか、挑戦です! さて、ここで大きな展開が。 このプロジェクトのモデルハウスを建設することになりました。 本日、坂口さんと一緒に地張りを行い、建物配置の確認が完了。 製作した模型も見ていただきました。 さあ、いよいよプロジェクトは建設段階に入っていきます。 本当に楽しみです! ☟荒井好一郎建築設計室HP http://arai-arch.net/ ☟WARMTH 坂口工務店HP 1
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