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「けいそう土の壁材って色々なメーカーが出しててたくさんあるけど、
どれが一番いいの?」 けいそう土に限らず、このような漠然とした何とも返答に困ってしまう 質問を受けることが度々あります。 なぜ、このような質問の仕方になってしまうのでしょうか? それは、自分の求めているものを自分で分かっていないのです。 まず、なぜ「けいそう土」を使う必要があるのか? そこが定まっていなければ、何を基準に一番を探すのでしょうか? みんなが使ってるから私も使う・・・ではあまりにも発想が貧しいです。 大切なのは・・・ 「どんな生活がしたいのか?」 ↓ 「その生活の器として、どのような家が合っているか?」 ↓ 「その家にはどのような材料を使うのが良いのか?」 このような思考のプロセスだと思います。 つまり、家づくりの『根っこ』の部分である自分たちの生活に対する考え方 が固まっていないと、何も選べないはずなのです。 重要なのは絶対的な一番を探すことではなく、 より自分たちの考え方に合ったものを探すことではないでしょうか? 常にBESTを探し続けるのは疲れてしまいます。 もっと肩の力を抜いて、BETTERを見つけようではありませんか。 そのような自然体の家づくりを私は応援します。 自分たちのために造られたわけではない住宅メーカーの モデルハウスを見に行っている暇があったら、 親子で、夫婦で、子供たちと、自分たちの理想とする生活について たくさん語り合いましょう。 それが自分らしい家づくりを行うための一番の近道です。 ※話の中で「けいそう土」が出てきましたが、私は「しっくい」派です。 それもちゃんと理由がありますので、また機会があれば書きたいと 思います。
「ウォークインクローゼット」とは文字通り歩くことができるクローゼット。
最近の住宅では取り入れられることが多くなりました。 広めの収納スペースがあることで、部屋に物があふれることなくスッキリ。 タンスを置かないから壁が自由に使え、空間を最大限に利用できたり、 家具をウォークインクローゼットの中に入れれば転倒事故防止という メリットもあります。 一般的には着替えをするのもここでしょうか。 ちょっと広めのウォークインクローゼットの場合は、一部を 書斎や家事スペースとして利用するのも良いかもしれません。 ちょっと贅沢な空間かもしれませんが、タンスを置かない分 寝室を小さめにして、全体の面積を調整するのもありでしょう。 ・・・というウォークインクローゼットですが、私が最近気になっているのは 家の中におけるその配置。 元々日本人はタンス類は寝室に置く習慣があったからでしょうか、 ウォークインクローゼットは寝室の隣りという先入観が つくり手・住まい手共にあるようです。 ここで問題になってくるのは動線計画です。 住宅の建設コストを抑えるために、最近の住宅は総2階建てのものが 多いですよね。すると必然的に寝室は2階へ配置され、それに付随する カタチでウォークインクローゼットも2階に持っていかれるのです。 そのような住宅プランを本当によく見かけるのですが、 ちょっとこれ、暮らしにくいと思いませんか? 住まい手の行動をシュミレートしてみましょう。 一般的なサラリーマンのお父さんならこうでしょうか・・・ 【仕事から帰宅】→【家着に着替え】→【食事】 →【パジャマを取りに行く】→【入浴】→【くつろぐ】 →【就寝・起床】→【着替え】→【食事】→【出勤】 というのが日常の生活パターンではないでしょうか。 これを階移動になおしてみると・・・ 【1階】→【2階】→【1階】→【2階】→【1階】→【2階】→【1階】 なんと、夜帰ってきて朝出掛けるまで、 1階と2階を3往復もしています。 これはどうみても不便ではありませんか? つまり、1階にLDK・水廻りがある場合は、 ウォークインクローゼットは1階にある方が圧倒的に便利なはずです。 洗濯した服を仕舞うために2階に行く必要もありませんしね。 寝室が1階にあれば理想的ですが、ウォークインクローゼットだけを 納戸兼用として1階に配置することは、プランの工夫で 何とかなるでしょう。 どうですか?こういうふうに考えてみると、 寝室とウォークインクローゼットを隣り合わせに配置する 必要性が薄れてきませんか? (もちろん、住まい手の生活パターンは様々で、 必ずしもあてはまらないかもしれませんが・・・) 住宅における生活動線をコンパクトに整理するのは、 身体に馴染む家をつくるために重要であり、 設計者の、建て主とその生活に対する 「観察力と想像力」が問われるところでしょう。 日頃から、自分が家でどのように行動するか、したいか、 ということを考えておくと、いざ家を建てようという時に、 設計者に明確に伝えられるので良いかもしれませんね。 さて、先入観を捨てた、あなたオリジナルの間取りとは いったいどんなものなのでしょうか? 続編はこちら↓ ■ウォークインクローゼット(続)■ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 下の写真は寝室と連続して配置されたウォークインクローゼットの例 (この家では寝室が1階にあるので、素直に隣接配置としました) ■可動式洋服掛パイプにしてあるので、服に合わせて高さを変えたり、 不要なときは外してしまったり、と使い方に合わせてフレキシブルに 対応できるのでオススメです。「使える収納」になること請け合い♪ 奥には布団をしまっておくための中段が2段あります。 細長い空間を効率よく使うためにクライアントと共に考え抜いた一品。 ![]() ■ウォークインクローゼット内部から出入口方向を見たところ。 オープンの入り口の奥に寝室が見えます。 右手に見える収納棚も、構造材や床材と同じ山で育った 杉材でつくりました。 床材とともに調湿してくれてカビ対策にもなり、香りも良いですよ♪ ![]() 続編はこちら↓ ■ウォークインクローゼット(続)■ A+AのHPはこちら↓ 【荒井好一郎建築設計室】
「中古車を見るときに重要なのは、自動車の本体である
車体フレームが劣化していないかということだ」 というのは自動車に詳しい知人のコトバ。 エンジンをはじめ車に搭載されている各パーツは、 乗せ買えたり・取り替えたりできるけど、 本体が壊れてしまっては元も子もないということですね。 素人はついつい目に付きやすい部分ばかり 気になってしまいますよね・・・ 実はこれは「家」にも当てはまります。 どんなに立派な設備品や高価な仕上材を使っても、 建物本体、つまり木造で言えば柱・梁などの骨組みが しっかりしていなければ、家は長持ちはしないのです。 「丈夫な木造の骨組み」を作るためには・・・ ●使用する木材選び ●木材の使い方 ●木の組み方・加工方法の選択 が重要です。 これは住まい手の健康や安全、 そして環境問題にまで深く関わってくるのですよ。 丈夫で長持ちする本物の木の家をつくるためには、 あとでは簡単に取り替えることのできない 「基礎と木造の骨組み」にしっかりと お金をかけることが非常に重要です。 予算によってはシステムキッチンのグレードを ひとつ下げる必要も出てくるかもしれません。 女性の方のちょっと残念そうな顔が思い浮び 心苦しいところですが・・・(笑) 自分が欲しいモノの本質は何か? ということを理解し、バランス感覚を失わなければ、 車でも家でも「安物買いの銭失い」となることは ないと思うのですが、これが意外と難しい・・・ 木造住宅の本質はその名の通り「木」である ということをお忘れなく。 木にこだわらずして木造なし!です。 ■24cm角の大黒柱を使用した骨組み 頼り甲斐がありそうでしょ? 4隅の通し柱も18cm角と骨太の家です。 ![]() ■太鼓梁を使った小屋組み (太鼓梁とは丸太の側面のみを平らに削ってあるもののことです) 強度も抜群です! ![]() ■杉野地板(屋根下地材)をあらわしにした天井 これで2階の天井は仕上がりなんですよ。 天井を張る手間も省け、杉の調湿機能も全開です! (雨音対策や断熱など見えない所での工夫も抜かりありません。) ![]()
あけましておめでとうございます!
本日より今年の業務が始まりました。 独立に向けて、また一歩一歩と 歩みを進めてまいりたいと思います。 本年もまた、この私のヒトリヨガリなブログを ご笑覧いただければと思っております。 どうぞ、宜しくお願い致します! 1
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