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先日のブログにて書きましたが、
私の愛車であるPAOは 日産パイクカーシリーズの第2弾です。 それでは、パイクカーとはなんぞや? 大量生産を前提とせず、遊び心ある「とんがった」 クルマづくりをしたのが「パイクカー」です。 この企画からは、初代マーチをベースとした 人気車が3台生まれました。 ■第1弾【Be-1】 ![]() Be-1は、ノンターボ仕様車に 特殊な樹脂のボディを採用して、 「気に入ったジャケットをさりげなく着こなすように 肩の力を抜いて気軽に付き合えるナチュラル感覚溢れるクルマ」 として1985年の東京モーターショーで発表された。 レトロな雑貨のようであり、スポーティな感覚もあるという、 ファッション的に現在も色褪せない存在感があると注目を浴びた。 1987年の発売時は黄、青、白、赤のラインナップで限定10,000台 という設定だったが、2ヶ月で予約完了という好評ぶりで、 月産400台の予定だったが、月産600台にペースアップ することになった。 また東京青山にBe-1ショップを出店。 Tシャツ、パーカー、バッグ、時計、財布などの グッズを販売したことでも話題となった。 ■第2弾【パオ】 ![]() 1987年の東京モーターショーで発表され、1989年に発売された。 1リッターのノンターボ仕様をベースに、冒険心をくすぐる個性的な 外観と内観でレトロとアドベンチャーのミクスチャー感覚を持たせた。 3カ月間限定の受注生産とする計画だったが、Be-1の受注を 上回る51,657台の申し込みがあり増産の体制となった。 納期は最長で1年半という好評ぶりだった。 ■第3弾【フィガロ】 ![]() 限定20,000台の生産。 車名はモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」に登場する 主人公の名をとって命名された。 「満足の新しいかたち」を目指して、クルマという枠にとらわれない デザインが心がけられた。 電動オープントップや本革シートを採用。 発売当時は、恋愛オムニバス映画『フィガロストーリー』を 全国主要都市で上映し、話題となった。 どれをみてもデザインが錆び付いておらず、 その色褪せない魅力は斬新ささえ感じさせます。 「変わったものをつくろう」という単純な意識では このようなものはできないはず! そこには、デザインというものを根本から見つめ直し、 車というものの価値観さえ問い正そうとするような、 デザイナーの「強い意思」が感じられるのです。 分野は違えど、デザイン・モノヅクリに携わる者として 見習う点は山ほどあります。
このたび、我が家に新しい家族が加わることとなりました!
といっても、子供が産まれたわけではなく、 ましてやペットを飼ったわけでもございません。 実は愛車が仲間入りしたのです♪ その名は『PAO』! さあ、これがPAOだ! ![]() なんて愛嬌のある顔でしょう!(ビフォアアフター風) と親バカならぬ、オーナーバカぶりを発揮しまくっている次第です。 ここでPAOについて紹介。 日産パオは、1990年の1月から4月にかけて、 受注生産のみで生産された日産パイクカーシリーズの第2弾です。 その生産台数は、なんとたったの約31000台! このうち今でも現役で走っているものはかなり少ないはず。 私の住む富山でも、たまーに見かける程度ですね。 その開発・生産背景も私が興味を持った部分で、 かなり特殊なんですねぇ。 初代マーチをベースにつくられており、 デザイン面でのこだわりは半端じゃありません! コンパクトですがその存在感はナカナカのもの。 その魅力にすっかり取りつかれてしまい、 昨年11月末から購入の検討を開始。 しかし如何せん古い車。 近所の中古車屋さんで、ホイっと買うのは危険すぎます。 調べていく中で信頼できる専門店を大阪にて発見。 このブログで大阪観光について書いていますが、 大阪へ行った本当の目的は、 この専門店を訪れることだったのですねぇ。 そこで実車を確認した上で、 シートレザーの色・キャンバストップの色・オプション品などなど さんざん悩んで決定し、めでたく契約。 その後は約1ヶ月半の間、納車を待つこととなりました。 気になる専門店の名前は『ガレージスピードウェル』。 高い次元でPAOの再生整備を行っており、純正の風合いを 大切にしながらも、その技術でPAOをオーナー色に染める、 まさにPAOを知り尽くしたエキスパートです。 興味がある方はこちらをご覧あれ! そんなこんなで、昨日ようやく 待ちに待った納車を迎えたわけですが、 いや~、感慨深いものがありました・・・。 納車後は、みなさんご想像の通り、もちろんカー用品店へ 直行した訳ですが(笑)、その後は雑貨屋さんへ。 そう、PAO用品は雑貨屋さんで探したくなる。 それがPAOなんですね~♪ PAOは単なる車としてではなく、時には家具のように 時には衣服のように、その魅力を感じさせてくれるのです。 さてさて、たくさん書きたい事はありますが今日はこの辺で。 今後は、ブログカテゴリーに新しく加わった「PAOのある生活」にて、 PAO関連の事柄を書き綴っていきたいと思います。 【MY PAO DATA】 平成元年式 日産パオ(キャンバストップ) ・型式・・・E-PK10型 ・カラー・・・オリーブグレイ ・シート・・・特注レザーシートに張替え ・キャンバストップ・・・特注スタンダードソフトトップに張替え ・乗車定員・・・5名 ・ボディタイプ・・・3ドアセミハッチバック ・エンジン・・・MA10S 987cc 直4OHC 52ps 電子制御キャブレター(ECC)採用 (なんと!我家のPAOは新品エンジンに載せ替えてあります!!) ・ミッション・・・3速AT ・駆動方式・・・FF ・サイズ・・・全長:3,740mm 全幅:1,570mm 全高:1,480mm ・ホイールベース・・・2,300mm ・車両重量・・・750kg ・ブレーキ・・・前輪:ディスク 後輪:リーディングトレーリング ●斜め後ろから見た佇まいがお気に入り♪ ![]() ●事務所2階より雨に濡れるパオをパシャリ! これから毎日眺められますね~♪ ![]()
前回は裸電球を使った照明器具について書きましたが、
今日はその他のお気に入りの照明器具について。 最近よく使うのはいわゆる「マリンランプ」。 船に付いている様なデザインの器具です。 クリアの白熱電球を透明ガラスで包む構成になっていますから、 その光の質はほぼ裸電球のそれに等しいのです。 ということで私の好みにピタっと合う器具なのですねぇ。 ちなみにこの器具、一般照明器具メーカーから 発売されているものではございません。 お気に入りはこの2種類。 両方とも玄関に取付けた例です。 ![]() ![]() どうですか? 主張しすぎることなく、さりげなく空間のアクセントになっているでしょう。 両方ともポーチ天井に白い丸いものがありますが、 これは人感センサーです。 このように別付けのセンサーとつないで、 マリンランプに人感機能を付加することも可能ですよ。 点灯したらこんな感じです。 ![]() ![]() 天井や壁に落ちる影がとても味わい深く、印象的です。 しかし、やはり白熱灯の明かりは心が落ち着きますねぇ。 その他の使用例も見てみましょう♪ デッキライトとして、床置き設置した例。 ![]() ![]() バルコニー用の器具として設置した例。 ![]() ![]() ちなみにこの器具の価格、一般の器具からみても安いほうです。 これが私の美学とまた一致するのですねぇ。 どんなに良いものでもそれが過剰に高価なものだと、 使う気が失せてしまうのです。 ただの貧乏気質なのかもしれませんが・・・笑。 どうですか、みなさんも自分の家に付けてみたくなったのでは?
私が照明を付けるのは、そこに明かりが欲しいからであって
器具が欲しいからではありません。 主役は家であって、照明器具ではないのです。 そのような考えを持っていますから、照明器具は極力シンプルで 存在を主張し過ぎないものを選択する傾向が強いです。 もちろん美しさも備えていなければ問題外ですが。 それを叶えてくれるのが裸電球をそのまま使う方法です。 (これは好みが分かれるところでしょうね・・・) 白熱ボール球のクリアタイプ。 これがとっても美しい光を放つのです。 その姿はとても質素で、控えめな美しさを持っています。 昼夜共に佇まいが美しく、それでいて家を引き立てるように そこに存在してくれる。理想的な照明器具だと考えています。 では見てみましょう。 昼(消灯時)はこんな感じです↓ ![]() 夜(点灯時)はこんな感じ↓ ![]() どうですか? 「裸電球」と聞いたら、もっと安っぽい印象を受けませんでしたか? そんなことは全然なく、その佇まいは何とも言えず 愛らしいではありませんか! (このまん丸なフォルムのボール球がお気に入り!) 安っぽさどころか純粋な光の豊かさを感じられることでしょう。 そのコストパフォーマンスも、この器具の持つ素晴らしいところ。 材料費は、ペンダントタイプで1000円ぐらい、 ブラケット・シーリングタイプは500円もあれば作れてしまいますよ♪ 費用対効果でいえば、ナカナカのものじゃありませんか? 「家はお金を掛ければいいってもんじゃない!」 という好例だと思います。 少ない費用でも工夫次第で豊かなものをつくり出せる。 家づくり全体においても、そう強く信じています。 全体をこのようなシンプルなものでまとめつつ、 ピンポイントで自分の好みのものを混ぜていく。 そして全体として多くの種類を使わない。 これが品のある照明計画だと思うのです。 では、使用例をみてみましょう。 吹き抜け空間にペンダントライトとして吊り下げた例。 (クリアボール球) ![]() ![]() 天井にシーリングライトとして取り付けた例。 (クリアボール球) ![]() ![]() 鏡上灯として使用した例。 (まぶしさを和らげるためホワイトボール球使用) ![]() などなど・・・ 使い方も工夫次第で様々です♪ 最後にちょっと疑問提起。 こんな素晴らしい白熱電球(普通電球)ですが、 政府の要請を受けて、電機各社は温暖化対策の一環として、 2012年をメドに白熱電球の生産を中止する方針を掲げています。 確かに、蛍光灯やLEDからみると圧倒的に効率の悪い白熱電球。 しかし、白熱電球には、それにしかない特別な光があります。 蛍光灯やLEDには「電球色」というものもありますが、 色を似せているだけで光の質が全然違います。 明暗がはっきりする白熱灯の光は、ものをより立体的に表現し、 空間に奥行を与えてくれます。 これは白熱電球特有のもので、他のものにはありません。 (ろうそくや暖炉の炎には同じような効果を感じますが・・・) 近ごろ、目先の結果・効果・効率に囚われた国の政策が目に付きます。 このままでは本当に良いものが、どんどん失われていきます・・・ そして設計者にとって、表現の幅が狭められしまうのも とても残念なことです。 美しくあること、豊かであること、そのような部分が欠落した 「経済効率主義」は結果として虚しさしか生まないと思うのですが・・・ さて、みなさんはどう思われますか? ※効率の悪い白熱電球も使いようです。 調光をうまく使えば、ぐっと寿命は延びますし、 適材適所で蛍光灯などと使い分ければ、 とんでもなく電気代が上がることはありません。 むしろ、白熱灯を使っている方が、住まい手がコマメに 入り切りを行い、省エネに努める気もするのですが・・・
一生に一度の家づくり。
どうせなら思いっきり楽しみたいですよね! では、どうしたらより楽しむことができて、 より充実したものにできるのか? 『建て主さん自らが施工に参加する』 これが、もっとも効果的な方法でしょう。 いわゆる『DIY』ってやつですね♪ みなさん家づくりに関する施工というのは、 専門家にしかできないと思い込んでいませんか? 実は素人にもできるものはたくさんあるんですよ。 もちろん出来栄えはプロには適いませんが、 「この程度でいいや」と割り切ってしまいましょう。 今のホームセンターの品揃えは素晴らしいので、 あらゆる材料や道具の入手も容易です。 私自身、施工のプロではありませんが、 ホームセンターで購入した材料を使い、 自分の家をちょいちょいいじっています。 ちょっと挙げてみると・・・ ・作業机の製作 ・TV台の製作 ・襖紙の張替え ・襖引手の付け替え ・室内木部の塗装 ・壁の塗り替え(しっくい塗り) ・天井張り ・キッチンの水栓金具の付け替え ・ドアハンドルの付け替え ・花壇のモルタル金ゴテ塗り などなど。 これらは、その気になれば誰にでもできます。 しかし、ちょっと家に不具合があると すぐにプロに頼って自分で直そうとしない。 最悪の場合、よく分からないからと言って放置する。 そんな状況が、今の日本では当たり前のような気がします。 国は200年住宅ビジョンを打ち出しておりますが、 ここにはあらゆる仕様規定が盛り込まれ、 何とか家を長持ちさせようという思索がされています。 しかし、本当に200年も住宅を維持していこうと思ったら、 住まい手自身のメンテナンス意識、そしてその意識の 受け継ぎなくしては成立しないでしょう。 「いきなりやれって言われても専門家じゃないし分からない・・・」 という声が聞こえてきそうですね。 そうなんです。いきなりできる訳がありません。 だから、新築時・リフォーム時、プロが近くにいる時に 自分でやってみるんです! 自分で施工の一部を行うことによって、 コストダウンできるという嬉しい効果もありますが、 大切なのは自分の家への愛着が深まるということです。 一回自分でやったことがあれば抵抗がやわらぎますよね? そうすると、ちょとした不具合に気づいた時、 自然と自分自身で直そうとしているでしょう。 そんな親の姿は一緒に生活する子供にも強い影響を与え、 モノを大切にする心を自然と学ぶことでしょう。 そうやってメンテナンスを住まい手自身で繰り返すことで、 家に対する愛着がどんどん深まっていく。 すると、自然と家の寿命は延びていくに違いありません! エコカー減税、エコポイント・・・ 新しいものを買わせよう、つくらせようという考え一辺倒の 国の政策には疑問を感じます。 私自身は、今あるものを如何にうまく活用していくか、 維持していくかということも大変重要だと思っています。 モノを大切に長く使う。これだって立派なエコですよね。 そんな心を日本に根付かせたいと思い、 建て主さんへ施工参加のアドバイスを行い、 はたまた現場にて施工をお手伝いしている次第です。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 【建て主さんによる施工参加の例】 画像にある塗装作業や左官作業は各建て主さんの ご友人達にも手伝っていただきました。 設計者・施工者や仲間も巻き込んで、 みんなでワイワイやるのはとても楽しいです。 建て主さんの熱い思いが周りの人々に波及して、 家づくりがとても魅力的なものになっていますねぇ♪ ●外壁に張る板の塗装 ご夫婦で力を合わせて取り組んでいただきました。 ただ刷毛塗りするだけじゃなく、布で拭き取って木目を出します。 これが大変な作業なんですが、こだわりどころです! ![]() 大工さんや建設会社の方も手伝って下さって大助かりでした。 作業場所を提供してくださった大工さんに感謝です! ![]() ●左官作業 左官屋さんのレクチャーを受けてから本番へ・・・ ![]() 慣れてくれば意外とできるのが左官作業。 腰を痛くした分、喜びもひとしおというところでしょう! ![]() ●玉石埋め込み 左官屋さんがモルタルを塗ったところへ、玉石を埋め込んでいます。 家が住まい手色に染まっていきますね♪ ![]() ●ワックス掛け 床の米ぬかワックス掛けも建て主さん自ら行うのが恒例です。 感謝の気持ちを込めて設計者・施工者みんなでお手伝いしております。 ![]()
私の設計という仕事は、当然のことながらクライアントの
予算内におさまるものとしなければなりません。 しかしながら、設計中はクライアント自身も どんどん夢が膨らみ、設備機器や仕上げ材料の グレードが上がったり、面積が増えたりしていくものです。 予算オーバーだと思いますよ・・・と言いつつも こちらも何とか実現させてあげたいという思いで、 何とか工夫してそれらを盛り込むのですが、 建設会社から見積りを取ってみると しっかりオーバー・・・というのはよくあること。 事前に概算見積りをたてていても、 ナカナカその通りにはいかないものです。 何しろ私が設計している住宅は、 一品生産の完全オリジナル住宅であり、 建築というのは『時価』ですからねぇ・・・ こんな時ほど、住宅メーカー方式が 羨ましく思える時はありませんが(^_^;) しかし、それは私のモノノツクリカタに 反しますので・・・ ということで、クライアントと話し合い、 減額できる要素を探す作業が始まります。 私はここからが本当の意味での設計作業と言いますか、 非常に重要な作業だと思っております。 大元にあるコンセプトが崩れてしまうような ことにはならないように、設計者は専門家として、 適切に慎重にクライアントの取捨選択を導くことが 大切です。 これはクライアントにとっては非常に辛い作業です。 諦めなければいけないことを決めるわけですから、 その心痛はこちらにビシビシ伝わってきます・・・ しかし、設計者の視点で言いますと、この作業によって 住宅が本当にその住まい手らしいものとして 洗練されていく気がするのです。 辛いこと楽しいことを乗り越えて、その住宅は 本当の意味で住まい手のものであると言える ものになっていくのです。 そこには、簡単に手に入れてしまった人には得られない、 特別の充実感があるのだと断言できます!
設計者として自分の首を絞めかねませんが、
誤解を恐れずに言えば・・・ 「予算が少ないほうが良い家が建ちます!」 これは私の中での「良い家」というのが、 「自分の身の丈に合った質実剛健な家」 という定義であることに基づく考えです。 また、少ないというのは絶対的なものでなく、 相対的な感覚だということを付け加えておきます。 人間の欲にはきりがありません。 たくさんお金を持っていたら、余分なものまで たくさん買ってしまいます。 でも経済効果を考えたら、これはこれで良いのでしょう。 しかし、余分なものがたくさんあり、ガフガフした住宅建築と いうのは、何とも魅力に欠けるのです。 設計者とクライアントが、限りある予算をいかに節制して 工夫してつくりあげたか、そしてその中でいかにして 自分らしい家というものを考え抜いたか、 それが端々に見え隠れする住宅に、私は惹かれるのですねぇ・・・ 予算が少ないからといって、安易に安価な住宅に 飛びつくことは危険です。 安いものには訳がある。 安くて良いものはない。 良いのに安いものはありますが・・・ 安物買いの銭失い・・・ これには気をつけていただきたいものです。
ちょっと間があいてしまいましたが、
以前書きました大阪観光の続きです♪ 「大阪」といえば「食いだおれ」ですよね! これは「日本」といえば「チョンマゲ」のような誤情報ではなく(笑)、 大阪にはまったくもってウマイモノが溢れておりました。 あ~、思い出したらヨダレが・・・ ということで観光の際に食べたものをズラ~っと並べてみましょう! (興奮しすぎて写真を撮り忘れたものもあり残念です・・・) 【1日目】 1日目は、梅田―堂島―茨木―藤井寺-新世界と大移動 ●マクドナルド おいおい(^_^;)早朝だったもので・・・ 味もメニューも地元と同じでした(笑) 以前旅行で行ったアテネのマックには 日本では見たことがないメニューがあったのですが・・・ ●キャベツ焼き いわゆる「どんどん焼き」みたいなもの。 デパ地下で購入。 普通に美味しかったですが、なんだかココまでは 全然大阪らしくないですね・・・ スケジュール上やむなしでした・・・ ●堂島ロール みなさんご存知の魅惑のロールケーキです!! 一度食べてみたかったのです。 見た目はいたってシンプルなのですが、 クリームがとっっってもミルキーで、 うわさに違わぬ美味しさでした♪ (予約しおけば、長蛇の列に並ばずとも買えますよ) ●たこ焼き 「蛸天神」のたこ焼き!ポン酢+ねぎ大盛という 富山ではあまりないスタイルでいただきましたが・・・ うまーーーーい! 姉さん、事件です!!衝撃のおいしさでした♪ 同系列の移動店舗が金沢にあるらしいですよ! 行きたいなぁ・・・ ●串かつ そう、ソース2度付け禁止!というやつです。 本場「新世界」にて食しました♪ 豚バラ・ししとう・ナスなどなど・・・その種類は様々。 ソースの甘味が独特で、はまる味でした。 キャベツは食べ放題なのです。 ![]() 【2日目】 2日目は道頓堀尽くしという感じですねぇ ●551蓬莱 これも食べとかなきゃね、ということで 2日目の朝は豚マンと焼豚マンから始まったのです・・・ ●お好み焼き 有名店「美津の」のお好み焼き! 特におすすめは「山いも焼き」! トロっとしてて本当においしい♪ 並んで待った甲斐がありました。 写真左が「山いも焼き」で、右が「美津の焼き」です。 ![]() ●たこ焼き 小腹がへったらたこ焼きでございますね~♪ 道頓堀は「赤鬼」のたこ焼き。甘口ソースをチョイス♪ フワうまですぅ。 ![]() ![]() ●お好み焼き またまたお好み焼き!2日目はナカナカの粉モン尽くし。 どうしても行きたかった「わらい屋」。 いやいや~、めっちゃうまいで~(つい関西弁が・・・笑) ちょっとソースにも飽きてきたので、 一緒に塩焼きそばも注文。これもまた美味し! 美味しさとコストパフォーマンスは抜群!! 塩焼きそばですねぇ ![]() お好み焼きモチトッピングです ![]() さてさて、ナカナカの食いだおれっぷりでございましょう。 どれもこれも美味しかったですが、強いてトップを挙げるなら・・・ 第1位は・・・「蛸天神」のたこ焼き(ポン酢+ねぎ大盛)ということで 家族会議にて決定いたしました! 次点は、わらい屋のお好み焼き(モチトッピング)でした~。 ちなみにこの2つ、おそらく市販の観光ガイドには乗っておりません。 やはり本当にトータルで良い店を知っているのは地元の人なんですねぇ。 観光ガイドに載っている店は、美味しいのですが値段が高かったり・・・ これは本当の意味で、大阪人の意に反しているのでしょう・・・ 『安くて美味しいものは大阪人に聞け!』 という教訓を得た旅でございました♪ 1
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