|
最新の記事
以前の記事
2019年 12月2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 02月 2013年 10月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 10月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 カテゴリ
全体見学会情報 住まいづくりや建築の話 日々の出来事や富山の話 進行中の現場・計画トップ 犬島のいえ 国重のいえ 横道のいえ 吉作のいえ(造園工事) 新庄北町のいえ(店舗併用) 犬島のいえⅡ 草島のいえ(リノベーション) 城端のイベント(会場構成) 山の診療所 天竺温泉(改修) インナーパティオのある家 富山市オフィス(リノベーション) 多層の家 高岡のいえ(リノベーション) 未分類 最新のコメント
Blog Parts
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
Animal Skin |
1
先日、富山市内電車環状線化記念事業として、
富山芸術環状線-ART GO ROUND-と題した イベントが行われました。 世界的な建築家の隈研吾さんが参加されるということで、 そのイベントの中のトークショーに出かけてきました。 ![]() 総曲輪グランドプラザ特設会場にて、 「未来にあるべきコミュニケーションの姿」と題して、 富山大学教授の伊東順二さんが司会を務め、 とても面白いトークが繰り広げられました。 トークショーには隈さん以外にも、 世界的なCGアーティストの河口洋一郎さんや 富山出身の映画監督の本木克英さんなども 参加されており、異分野間で行われるトークは 刺激的でした。 このイベントのユニークだったところは、 トークショーの途中で、みんなで実際にセントラムに乗って 環状線を一周してくるという部分。 もちろん電車にマイクを持ち込み、車内でも風景を見ながらの トークが続けられました。 そして、この様子はグランドプラザのスクリーンでタイムリーに 公開されるという、情報・コミュニケーションというものを考える のに相応しい演出です。 ![]() みんなで七越を食べながら(笑)という、ラフで気取ってないトークは 拝聴者全員を巻き込んで、何とも楽しいものとなりました。 奥の方に小さく隈さんが見えます。 七越を買い出したのは、実は隈さんでした(笑) 車内トークでも、電気ビルが綺麗過ぎるだの、石畳部分の錆びた感じが いいよね、だの隈さん節が炸裂しておりました♪ そして舞台をグランドプラザに戻し、トーク再開。 ![]() 写真は右からメディア作家の赤松正行さん、隈研吾さん、 河口洋一郎さん、本木克英さん。 スケジュールがあるということで隈さんはすぐに帰って しまわれましたが、司会の伊東さんとCGアーティストの河口さんとで 繰り広げられるトークでは、大いに笑わせていただきました。 というような、富山が他県に誇る路面電車を中心とした ナカナカ魅力的なイベントだったのですが、 なんとも人が少ないことが残念でなりませんでした。 隈さんや河口さんは、講演会ならば一人で何百人も呼べるような 著名な方です。 富山県民・富山市民の関心の低さと、主催者の宣伝不足が目に見え、 何とも切ない思いでした。 このようなイベントがこれからもたくさん行われるように、 県民が建築・アート・地元イベントにもっと興味を持ち、 みんなで盛り上げていきたいものですね。
みなさんは屋根といえばどんな仕上げ材料を
思い浮べますか? 富山においては、老若男女問わず 「瓦」と答える人が圧倒的に多いのではないでしょうか? それも洋瓦ではなく日本瓦です。 富山は不思議な場所で、洋風なデザインの家でも 日本瓦を屋根に葺いているのをよく見かけます。 これは本当にヘンテコリンで、センスを疑われるので やめていただきたいのですが(笑)、おそらくは 住まい手の強い希望なのでしょう・・・ というように、富山には「日本瓦信仰」と言えるものが あるような気がしてなりません。 まあ、それは置いとくとして、日本全国的にも 日本の屋根は瓦だと考える人は少なくないでしょう。 そして、最近多くなってきているのは 鋼板(こうはん)屋根=金属屋根です。 また防水をしたフラットルーフもありますが、 多数とは言えないですね。 私の使用状況も考えると、「瓦」と「鋼板(こうはん)」が 現在の2大屋根葺き材料だと言えるでしょう。 では、「瓦」ではなく「鋼板」を使用するメリットは なんでしょうか? それは見た目だけではなく下記の要素があげられます。 ●重量が軽い ●屋根勾配(屋根の傾斜角度)が自由になる この2点が鋼板が瓦と大きく異なる点であり、 設計上有利になり得る特徴です。 まず、なぜ軽いと良いのでしょうか? それは耐震性の向上につながるからです。 地震によって家が揺さぶられた時に、 家が受ける力はその重量に比例して大きくなります。 なので、家は軽ければ軽いほど有利になります。 木造よりもコンクリート造の方が強いと思っている方も 多いと思いますが、この重量を考慮すると一概に そうとも言えないのです。 すべてはバランスだということです。 次に、屋根勾配についてです。 瓦はその構造上、あまり緩く葺くことはできません。 逆水止め瓦と言われるものでも、35/100以上で 葺くのが通常です。 ※35/100の勾配とは100cm行って35cm上がる 傾斜角度のことです。 鋼板には様々な葺き方がありますが、防水性が高いもの でしたら5/100くらいで葺けるものもあります。 つまり、瓦はある程度急な角度で葺かなくてはなりませんが、 鋼板は平らに近い緩い角度で葺くことも可能だということです。 その加工性もあいまって、デザインに幅を持たすことができますし、 平屋部分の屋根が2階の窓と干渉するのを避けることが 可能になったりします。 (下図参照 ※図をクリックすると拡大できます) ![]() 一つ付け加えておくと、屋根・外壁の仕上材として 鋼板がここまで普及した要因は、その耐久性の向上です。 今の鋼板は、昔ながらのいわゆる「トタン」とは違います。 現在使われているものの多くは、アルミ-亜鉛合金でメッキされた 鋼板で、それにさらに高耐久の塗装を施してあるものもあります。 あのサビサビのイメージのトタンからは、耐久性が飛躍的に 向上しているのです。 それでも、耐久性の面では瓦の方が上でしょうね。 生産地によって土の質・焼き方・仕上の仕方が様々だというのも 瓦の特徴で、当然耐久性も異なってきます。 そのあたりもしっかり考慮して選びたいものですね。 ということで、私の設計には鋼板屋根を使用することが多くなって いますが、瓦を否定しているわけではありません。 瓦の持つ質感や意匠性にはとても魅力を感じます。 軸組の構成や壁の量と配置をしっかりと考慮してやれば、 重さに関しては問題ありません。 ちなみにこれは私が大好きな瓦屋根の建築。 ![]() 富山県水墨美術館ですね。 この大屋根の質感は瓦じゃなくてはでないですね♪ 瓦と鋼板を写真で見比べてみましょう。 瓦屋根の施工風景。 ![]() 瓦の質感。(日本瓦、銀黒色) ![]() 鋼板屋根の施工風景。 ![]() 鋼板屋根の質感。(ガルバリウム鋼板立てハゼ葺き、素地色) ![]() どちらもそれぞれの良さがありますね。 家に取り付く材料は見た目だけでなく、その耐久性・重量・価格 など様々な要素をしっかりと考慮して使用することが重要です。 瓦と鋼板ではその重量がまったく異なるのに、 同じように設計していては駄目だということですね。 その素材の特徴を的確に捉え、活かす、 そのようなデザインを心がけたいものです。
今日は休日ということで、うちの奥さんと二人で
ぶらぶらと出かけてまいりました。 予定にはなかったのですが、以前から奥さんが 気になっていたというお店の近くを通りかかったので、 寄ってみることにしました。 お店の名前は「STYLIST GOTO」さん。 生地・洋裁材料・手芸用品などを扱う専門店です。 ![]() きっと男性の方は、まったく興味がないお店だと思います。 もちろん私も手芸などにはまったく興味がないので、 奥さんの付き合いと思い何気なく入店。 そこで目に入ってきたのは、すーっごい種類の生地の数々! 下の写真はほんの一部! ![]() いや~、裁縫などやらない私でもちょっとテンションが 上がってしまいました♪ そこで奥さんを見てみると・・・ 私以上にテンションが上がってる! まずは店内を隅々まで物色。 こうなってしまうと長いんですよね、うちの奥さん。 その後、ランチョンマットを手づくりする!と言って 生地選びが始まり・・・ ちょっと寄ったつもりが1時間以上の滞在になってしまい、 なかなかに待ちくたびれました。 さてさて、このランチョンマットが完成した暁には、 このブログで紹介したいと思いますので、乞うご期待! 奥さんにはプレッシャーになっちゃうかな?(笑)
2009年12月。
元プロサッカー選手の中田英寿氏と、同じく元プロサッカー選手の ジダン氏との対談が実現しました。 その対談の中で、とても印象に残ったジダンのコトバがありました。 「スピードと体力が重要視されている中でサッカーを外からみると サッカーの面白みが少し減ったような気が僕個人としてはするんだけど、 そこはどう思う?」 という中田氏の質問に対して、ジダンはこう答えました。 「面白みが減ってきたとは思いませんが、みなさんに言っておきたいのは、 10番のポジションやテクニカルな選手を守り続けなければならないという ことです。なぜなら私が観たいのは美しいサッカーだからです。 攻撃だけではありません。守備でも美しいプレーが観たいのです。 美しいプレーは守らなくてはいけません。」 私は感激しました。 ジダンはプレーだけでなくその思想も美しい! いや、その思想が氏の根底にあったからこそ、 あんなに美しいプレーができたのでしょう。 ![]() 私が身を置く、建築・住宅業界に対して、 私はこのジダンの思いを投げかけたい。 過熱化する価格競争。 過剰な低価格化。 過剰な性能主義。 そんなことばかりに目がいっていては、 住宅というものの本質を見失ってしまいます。 私が見たいのは、美しい住宅、 住まい手目線での美しい家づくりです。 幸いなことに、私は建築設計事務所という立場で 住宅に携わっておりますので、上記の様な状況に 振り回されずにいることができます。 (無縁とは言えませんが・・・) 私達の使命は「美しい住宅」を守ることだと思っています。 その「美しさ」は見た目だけではありません。 その住宅が成り立つプロセス、関係者の思いも 美しくなければなりません。 こんなキレイゴトは、住宅メーカーや建設会社など 建設による利益の追求が重要な立場の人間には 言えないでしょうね(笑) このキレイゴトが説得力を持つかどうかは これからの私の設計活動にかかっているでしょう。 私にはジダンのような華々しい活躍はできないかもしれませんが、 真心をこめて一棟一棟地道に、社会的価値のある 「美しい住宅」をつくっていきたいと思っております。
さてさて、ゴールデンウィーク行事第2弾でございます。
昨日、高校の同級生を中心に結成したサッカーチーム 「TEAM03(チームゼロサン)」のメンバーで、 VIDA富山が主催するフットサル大会に参加してきました! 天気は快晴!絶好のフットサル日和でした♪ (白黒縦縞のユニホームがTEAM03 です) ![]() 参加チームは8チーム。 4チームごとに予選リーグを行い、 上位2チームずつが決勝トーナメントに進み、 下位2チームずつは順位決定トーナメントに進むという内容。 Bグループに入った私たちの成績は1勝2敗で、 惜しくも予選リーグ突破ならず・・・ 順位決定トーナメントにまわることになりました。 トーナメント初戦は・・・PK戦の末惜しくも敗退・・・ ということで、7位・8位決定戦へ。 白熱した勝負の結果は・・・見事勝利!!! なんとか最下位は免れました(^_^;) 結果は8チーム中7位という残念な結果でしたが、 2回目の参加で初勝利、そして2勝目をあげることができたのは 私たちにとって大収穫です♪ 気持ちの良い汗をかいて、とても良い休日となりました。 いやぁ、スポーツって本当に良いものですね♪ TEAM03のメンバーのみんな、本当にお疲れ様でした! この後、まるで優勝したかのようなお疲れ様会が 夜中まで続いたのでした(笑) サッカーをこよなく愛し、細く長くをモットーとするオッサン集団 「TEAM03」の快進撃(?)は始まったばかりです! ■当日の模様 これがTEAM03のメンバーだ! ![]() 初戦後忽然と姿を消したうちのガラスのエースです。 ![]() 初戦を前に余裕な雰囲気を見せる面々。 ![]() さあ、いよいよ予選リーグ初戦が始まります! ![]() お願いしまーす! ![]() 次の試合へ向けて作戦会議です! ![]() ディーフェンス! ![]() 10番がボールを要求!8番のフェイントは決まったか!? ![]() またまた作戦会議中 ![]() 代表者会議の様子 ![]() トーナメント初戦のPK戦① 2番手キッカー・・・決まるか!? ![]() トーナメント初戦のPK戦② キーパー止められるか!? ![]()
ゴールデンウィークだ!ということで、
うちの奥さんと二人で「五箇山」まで 合掌造りの集落を見に出かけてきました。 富山の方は良くご存知だと思いますが、 「五箇山」についてちょっと説明しておきます。 五箇山は、庄川上流と支流利賀川の深い谷間に点在する 70の集落(旧平村、上平村、利賀村)の総称で、相倉(あいのくら) はその典型的な集落のひとつです。 五箇山には古くから人が住んでいましたが、史料の上ではっきり するのは浄土真宗が広まってきた15世紀末頃のようです。 合掌造りは豪雪に耐えるために60度正三角形に造られた 急傾斜の屋根を持っています。(雪が滑り落ちやすい形なんです。) アマ(屋根裏)で蚕を飼ったため、切妻として明かり取りを設け、 床下では塩硝(鉄砲火薬の原料)の土を培養したため床が 高くなっています。 養蚕・塩硝・紙すきは江戸時代の五箇山の三大産業で、 これらの生産と厳しい環境への対応から合掌造りが生まれました。 私は合掌造りのように、環境や使用用途・生活スタイルから 必然的に生まれたカタチを持った建築に強く惹かれます。 デザインのためのデザインは一時の流行で終わってしまいますが、 必然性のあるデザインは美しさの中に力強さがあり、時代を経て 生き続けるものだと思います。 「世界遺産」として岐阜の「白川郷」の合掌造り集落が有名ですが、 実際には「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として登録されているのです。 (1995年12月に文化遺産としてユネスコの世界遺産一覧表に登録。) はてさて、岐阜の売り込み方がうまいのか、富山がへたなのか・・・ 富山の皆さんは世界遺産が富山県にあるという認識を深める必要が ありますね。 さて、当日は午前中より高速に乗って一路五箇山へ。 東海北陸自動車道を五箇山インターでおりて、 最初は「菅沼合掌造り集落」へ。 高台から見た全景。何とも愛らしく感じられる集落です。 ![]() 菅沼橋を渡り、対岸から庄川越しに見た集落。 ![]() 桜と茅葺屋根。山の方だからかまだ桜が咲いていました。 ![]() お昼に食べた五平餅。くるみ入りの味噌が美味! 食べかけでスミマセン・・・ ![]() 同じくお昼に食べた五箇山豆腐の刺身(ふきのとう味噌・赤カブ漬け添え) と白えびかきあげ入よもぎ蕎麦。 よもぎの香りがただよう蕎麦は絶品でした! ![]() お腹も満たされたところで、次は「相倉合掌造り集落」へ移動。 高台から見た相倉集落の全景。 段々畑・合掌造り・山並み・・・素晴らしい調和です♪ ![]() まだ雪が残っているところも! ![]() 屋根裏はこうなっています。障子からの優しい光が印象的でした。 小屋裏・ロフトという空間が大好きな私にとっては、 何時間でも居たくなる場所です。 ![]() 小腹が減ったのでスイーツタイム。 冷やしぜんざいをチョイス。 甘さ控えめの大粒小豆にバニラアイス・よもぎ白玉の組合せは とってもバランスが良く美味しかったです♪ ![]() 最後に「合掌造り集落とPAO」と題しました一枚を。 ![]() ちょっと風が冷たかったですが天気も良く、 集落を歩きながらゆったりとした時間を過ごすことができました。 富山が世界に誇る世界遺産・五箇山の合掌造り集落。 みなさんも是非一度訪れてみて下さいね。 1
|
ファン申請 |
||