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【14.10.16】
外構工事もほぼ完了し、造園計画を進めています。 計画は、ランドスケープアーキテクトの山崎さんに お願いしています。 私が住宅を設計する際に大切にしていることは、 如何に住まい手の「思い」を引き出せるか、 ということです。 住宅は、住まい手の生活を包み込む器であり、 設計者の作品ではありません。 ですから、住まい手と共に思いや悩みを共有しながら 計画を進めて行くことが大切で、設計者は デザイナーであり、エンジニアであり、カウンセラーでも あるべきです。 自分の持つ知識や技術で、住まい手の言葉にならない 思いを如何に形にしていくのか・・・。 ということで、造園工事においても例外ではありません。 山崎さんはその辺りでA+Aと共通の意識があり、 提案型の打合せとしながらも、設計者からの押し付けに ならないように計画を進めて下さっています。 こういうやり方は時間と手間が掛かるのですが、 出来上がったものへの満足度は間違いなく大きくなります。 今回は2回目の打合せですが、住まい手夫妻の思いが 少しずつ形になってきました♪ 住まい手、ランドスケープアーキテクト、建築設計者 みんなで議論しながら進める造園計画。 どのような仕上がりになるのか楽しみです。 ![]()
「犬島のいえ」のデザインテーマのひとつは
『美しい屋根をつくる』というものです。 この建物の主役は平板形状の瓦なのですが、 それを引き立たせるようにシンプルで主張し過ぎない 脇役としての鋼鈑屋根の存在を忘れてはいけません。 シンプルさを求めるが故に、実はすごく手間のかかる 納まりを採用しているのです。 今回採用しているのはAT葺きという形式ですが、 通常隅棟部分はごっつい雨押え板金がついてしまいます。 例えばこんな感じ↓ ![]() これは一般的な納まりで作業性も良いし、雨仕舞上も問題ありませんが、 美しいとは思えません。 板金屋根の軽快な感じを壊してしまっているというか・・・ そこで犬島のいえで取り入れたのは「差し棟納まり」です。 犬島のいえでは、瓦屋根においても差し棟工法としていますが、 それと合わせるようにしています。 それがこちらです↓ ![]() ![]() 正面から見ても、側面から見ても、水平ラインが通っていて美しいです! これぞ職人技!手間が掛かっています。 この納まりをするためには1段ものにする必要がありますし、 すべて掴み込みで納めていくので、本当に労力が掛かると思います。 優雅に見える白鳥が、その水中では非常に激しく足を動かしている ということと同じでしょうか・・・。 美しい屋根をテーマとする「犬島のいえ」ならではのコダワリでした。
【横道のいえ】
地盤は問題がなさそうだという近隣情報があった横道の家。 しかし、地盤調査はしっかりと行わなければなりません。 私が設計者として仕事を始めた15年前は地盤調査も 地盤改良も誰もが当たり前にやっているというということは ありませんでした。 今では瑕疵担保責任保険制度の義務化により地盤調査は必須に なっており、建て主さんにとっては安心できる時代になりました。 しかし、これは本来設計者が建物の構造設計をするに当たり 絶対に必要なことで、法律で決まっているからやるというのは 非常におかしな話です。 建築の中での「住宅(特に木造)」が軽んじられてきたという ことと、設計者の意識の低さも問題です。 常に建て主さん目線で住まいを設計したいな、と思います。 さて、横道の家の地盤調査結果はというと・・・ 問題となる部分はなく、地盤改良は不要でした! しかし、ある程度の荷重を掛けた場合での自沈が確認できたので、 根切り底の十分な転圧とベタ基礎の採用で対応したいと思います。 ![]()
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