いい家ってなんだろう・・・
仕事柄、そんなことをよく考えます。
きっとそれは、住まい手がイキイキと自分らしい生活を営める家。
きっとそれは、身の丈に合った肩肘を張ってない雰囲気の家。
ということは・・・
自分を知らないと、自分らしい家はつくれないのかもしれない。
でもそれって難しいですよね。
だから私達「設計者」がいるのです。
住まい手が語るたくさんのコトバの中から
その人が心の奥で求めているものを探し出す。
『住まい手に
「思っていた通り、いい家ができました」
と言われているようでは三流。
住まい手の想像を超えるものをつくり出さなくちゃね』
というのは私の師匠のコトバ。
そのためには、住まい手のコトバの表面ではなくて、
その奥に秘めた思いをくみ上げることが重要なんだろう。
「本当にいい家には、身体だけでなく心も棲まわすことができる」
と言った建築家がいました。
そんな家をつくりたいなぁ。